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今年度はダイビング事故が多い!?

「潜水救急ネットワーク沖縄」の協力により得た事故情報をまとめると、当NPOが報道されているダイビング事故をフォロー始めた7月末から3月31日現在のダイビング事故は21件。
主に、死亡や重大事故に限られますが、死亡17件、重体1件、不明1件、無事2件という内訳です。

2017年の夏が1カ月で11件の事故が報道されたのに対して、以降7カ月で10件。
事故頻発を危惧しての夏の記事でしたが、以降は例年通りといった件数です。

とはいうものの、海上保安庁が発表しているダイビング事故11年分(平成17~27年)の年間平均の死亡・行方不明事故者数は15人で、昨年が11人だったとこと考えると、9カ月で20件というのは、例年に比べても多い印象です。

リンク先の個々の事例を一読し、「どうすれば予防できたか?」とシミュレーションするだけでも、今後の安全ダイビングに役立つと思います。

すべてのダイバーが、安全に楽しく海を楽しめますように。

2017年(7月〜)

7月29日/沖縄県宮古島市伊良部島沖/65歳男性

29日午前10時30分ごろ、伊良部島の白鳥崎西側約1300㍍の海域で、静岡県からダイビングに来ていた男性(65)=が、海中で意識不明の状態になった。男性は心肺停止状態で宮古病院に搬送されたが、同日午前11時46分、死亡が確認された。

宮古毎日新聞

宮古島海上保安部によると、亡くなったのは静岡県浜松市に住む男性医師。宮古島市にあるダイビングショップが主催するダイビングに参加し、午前10時ごろから現場付近でダイビングを始めた。
参加者は16人で、男性は4人のグループで泳いでいたが、海面に浮上中、水深5㍍付近で、口からレギュレーターが外れ意識のない状態であることを付き添っていたガイドが気付いた。
男性は船に引き上げられたが意識が戻らず、心肺停止状態で病院に緊急搬送された。

宮古毎日新聞

8月11日/静岡県伊東市新井沖/62歳女性

11日午後0時50分ごろ、静岡県伊東市新井の沖合で「ダイビング中に意識がなくなった」と119番があった。県警伊東署などによると、埼玉県本庄市のパート従業員宮本芳子さん(62)が心肺停止状態で病院に運ばれたが、死亡が確認された。


時事ドットコムニュース

宮本さんはインストラクターら4人と船で沖合に出て、ダイビングをしていた。海中でトラブルを示すジェスチャーを始め、インストラクターが船に引き上げたが意識不明の状態だった。
現場は沖合約1キロ、水深約5メートルの海中。波は約1メートルの高さで、海は荒れていなかったという。宮本さんは、友人と2人でダイビングツアーに参加していた。


時事ドットコムニュース

8月11日/高知県大月町柏島沖/71歳女性

午前10時半ごろ、高知県大月町柏島沖で「ダイバーが溺れ、心肺停止状態だ」と110番があった。ダイバーは大阪府寝屋川市の無職壇美知子さん(71)で町内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。


時事ドットコムニュース

午前9時すぎから柏島の北東約150メートルの海でダイビングをしていた。同10時すぎ、壇さんが潮に流されているのを一緒に潜っていた夫とインストラクターが発見した。
現場付近の水深は約10メートルで、海は荒れていなかった。同署によると、壇さんはダイビング歴約20年だった。


時事ドットコムニュース

8月11日/鹿児島県三島村薩摩硫黄島沖/37歳女性

午後3時15分ごろ、鹿児島県三島村の薩摩硫黄島で、ダイビングをしていた北九州市小倉北区の女性(37)が溺れたと118番があった。救助されたが、病院で死亡が確認された。


産経WEST

午後2時15分ごろ、ダイビング中に行方不明となった。他のダイバーが海中に沈んでいるのを見つけ引き上げたが、心肺停止の状態だった。


産経WEST

8月13日/鹿児島県薩摩川内市鷹島沖/76歳男性

13日午後3時20分ごろ、鹿児島県薩摩川内市の鷹島沖で、スキューバダイビングをしていた熊本市中央区の冠婚葬祭会社会長、安田征史さん(76)が行方不明になった。


朝日新聞デジタル

串木野海上保安部などが周辺を捜索、約3時間後に心肺停止の状態で海底に沈んでいるのが見つかり、病院で死亡が確認された。
海保によると、安田さんはプレジャーボートで島を訪れ、13日午後1時半ごろから1人でダイビングをしていた。ボートに戻らないことを心配した同乗者が通報した。


産経WEST

8月14日/香川県高松市庵治町沖/37歳女性

高松市庵治町では午後0時45分ごろ、スキューバダイビング中の高松市塩上町の医療事務員、木川裕美さん(37)が行方不明になった。約1時間後に水上バイクに発見されたが、死亡が確認された。


毎日新聞

男女4人でキャンプ場を訪れ、午後0時25分ごろからダイビングを始めたが、浜に戻る途中で空気を吸う「レギュレーター」が口から外れ、パニック状態になった。一緒に潜っていた男性が助けようとしたが、海中に沈んで行方が分からなくなったという。


時事ドットコムニュース

8月16日/和歌山県串本町本町有田漁港沖/66歳男性

串本町でダイビング中だった男性が、一時行方が分からなくなりましたが、夕方になって見つかり、無事救助されました。


和歌山放送ニュース

午前11時前、串本町のダイビングショップから、「ダイビング客1人が行方不明になった」という118番通報がありました。このため、串本海上保安署などが、巡視艇やゴムボート、また、ヘリコプターなどを出して捜索活動が行っていたところ、午後5時半ごろに、漁港の西およそ1.4キロの岩場で懐中電灯のようなものを振っている男性が見つかりました。


和歌山放送ニュース

男性は、串本町のダイビングショップのボートで、インストラクター1人とダイビング客8人とともに、串本町有田漁港の沖およそ1.2キロ付近に向かい、午前9時ごろから、ダイビングを行っていたもので、午前10時ごろに一度浮上した際、男性の姿が見えないことが分かりました。インストラクターが海の中を探しましたが見つからなかったため、通報したということです。
男性は、ダイビング中に足がつったために浮上しましたが、ダイビングボートと距離が離れていたため、近くの岩場に上がったということです。


和歌山放送ニュース

8月22日/和歌山県串本町スミ埼沖/68歳女性

昼前、串本町でダイビングの講習を受けていた大阪市の68歳の女性が意識を失い、ドクターヘリで搬送されて手当てを受けていますが、意識不明の重体となっています。


和歌山放送ニュース

午前11時40分頃、串本町潮岬にあるスミ埼(さき)の北およそ900メートルの沖合いで、海に潜ってダイビングの講習を受けていた大阪市に住む68歳の自営業の女性が、意識を無くしたという119番通報がありました。


和歌山放送ニュース

大阪市にあるダイビングショップのインストラクターと友人の68歳の女性と3人で串本町を訪れ、ボートで沖に出てインストラクターと一緒に潜っていましたが、水深16メートル付近で急に苦しいと訴えてもがき始めました。
このため、インストラクターが緊急浮上し、女性をボートに引き揚げましたが、すでに意識がなかったということです。


和歌山放送ニュース

8月26日/鹿児島県西之表市国上沖/19歳男性

26日午前11時5分ごろ、鹿児島県西之表市国上の沖で、ダイビングをしていた東京都世田谷区の東大2年永田義信さん(19)が水深2メートルの海底に沈んでいるのをインストラクターが見つけ、引き揚げたが、死亡が確認された。


朝日新聞デジタル

学生4人とインストラクター2人が海岸から約150メートル沖まで行って戻る途中で、学生1人とインストラクター1人が遅れた。もう1人のインストラクターが様子を見に行き、戻ったところ永田さんが沈んでいた。


朝日新聞デジタル

8月26日/和歌山県串本町潮岬近海/38歳男性

26日午前9時半ごろ、和歌山県串本町潮岬近くの海上で、堺市堺区の会社役員、知野英敏さん(28)がダイビング中に意識を失った。知野さんは心肺停止の状態で和歌山市内の病院に搬送された。


産経WEST

妻と友人の3人でダイビングに来ていた。水深18メートル付近で待機するようインストラクターから指示を受けていた知野さんが突然浮上。海面に浮上した直後に意識を失った。


産経WEST

一昨日午前9時半ごろ、串本町の潮岬沖でスキューバダイビングをしている最中に意識を失い、心肺停止となっていた男性が今日、搬送先の病院で死亡しました。


テレビ和歌山

8月30日/鹿児島県奄美大島付近/48歳男性

行方がわからなくなっているのは、奄美市笠利町万屋の原伸男さん(48)です。
原さんは30日午後、奄美市笠利町用安の海でダイビングをすると家族に伝えて自宅を出ましたが、夜になっても帰らないことから心配した原さんの知人が第10管区海上保安本部に連絡しました。


NHK 鹿児島 NEWS WEB

奄海上保安部によりますと、原さんは30日、自宅近くのダイビングショップで酸素ボンベをレンタルした後、ダイビングをしに30日の午後1時から午後2時ごろまでの間に自宅を車で出発したということです。原さんはその後、奄美市笠利町用安の海岸から海に入ったとみられ、海岸の近くに原さんの乗用車が停められていました。


MBC南日本放送

8月27日/沖縄県渡嘉敷村渡嘉敷島沖/70歳男性

27日渡嘉敷村の西の海上でシュノーケリングをしていた70歳の男性が意識不明の状態で見つかり、その後病院で死亡が確認されました。


RBC

男性は茨城県土浦市の檜山充康さん(70)で、27日午前10時ごろから渡嘉敷島の沖合でスノーケリングをしていましたが、途中、意識のない状態で浮いているを一緒にいた家族が見つけました。
檜山さんは、スノーケリング業者の船で阿嘉島の診療所に運ばれましたが死亡が確認されたということです。


NHK沖縄 NEWS WEB

9月10日/静岡県伊東市伊豆海洋公園/40代女性

伊東市富戸の伊豆海洋公園で、都内在住の40代女性会社員が、ガイド引率1名にゲスト4名の5名潜水中に、溺れた模様。
異変に気がついたガイドらに救助され、病院に運ばれた。女性に意識はあるという。
事故原因については調査中とのこと。


伊豆新聞

10月26日/慶良間諸島奥武島/22歳女性ガイド

慶良間諸島奥武島の南の海上で、22歳の女性インストラクターが一時、行方不明に。
11管区が巡視船や航空機などを使って周辺を捜索。
2時間後、近くの島の岩場にいる女性を発見、救助。
女性は疲れはあるものの、命に別状はないとのこと。
当時、女性はインストラクターとして、ダイビング客と一緒に潮の流れにのって水中を移動する「ドリフトダイビング」をしていたということで、詳しくは、11管区が調査中。


QAB 琉球朝日放送

11月3日/和歌山県湯浅町/54歳男性

3日午後2時前、湯浅町の小浜海岸で、ダイビングをしていた男性から「友人が2時間以上あがってこない」と第5管区海上保安本部に118番通報がありました。
海上保安署と消防が付近を探したところ、およそ30分後に、海岸から10メートルほど離れた沖合の水深4メートルの海底で、大阪・生野区の自営業、仲久男さん(54)が沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。


テレビ和歌山

海上保安署によりますと、仲さんは友人と昼前から現場付近でダイビングをしていて、友人が「先に上がる」と言って離れた後、行方がわからなくなったということです。
当時は、波も低く穏やかだったということで、海上保安署では仲さんが溺れた可能性があるとみて詳しい状況を調べています。


テレビ和歌山

12月8日/北海道根室市昆布盛漁港沖/71歳男性・66歳男性

午前10時5分頃、北海道根室市の昆布盛漁港沖で、ウニ漁をしていた落石おちいし漁協所属「第5妙宝丸」(4.9トン、4人乗り組み)の船長庄林幸男さん(71)(根室市昆布盛)が海中に転落したと同漁協から119番があった。庄林さんは搬送先の病院で死亡が確認された。溺死とみられる。潜水具をつけて海中作業をしていた乗組員金沢幸蔵さん(66)(岩手県洋野町)も、船に引き上げられる際に意識を失って死亡した。


読売新聞

根室海上保安部によると、現場は同漁港の約3.6キロ・メートル沖にあるユルリ島付近。エンジンの不調で同島に流されて座礁する危険があったため、乗組員が金沢さんを船に引き上げようとしたが、船が傾いて庄林さんが転落したという。庄林さんは自力で近くの岩場にたどり着いたが、救助された時には意識を失っていた。金沢さんは、潜水具にホースで空気を送る装置が止められてから船に引き上げられるまでの約30分の間に窒息したとみられる。


読売新聞

12月31日/沖縄県金武町海岸/81歳男性

30日、沖縄県金武町の海岸で、素もぐりに出かけていた81歳の男性の行方がわからなくなり、31日朝、海上で見つかり死亡が確認されました。死亡したのは、沖縄県うるま市の仲間徳吉さん(81)です。中城海上保安部によりますと、30日の朝から金武町の海に素もぐりをしに出かけたまま戻らず、家族から通報を受けて捜していた、海上保安部や警察が、近くの海岸で仲間さんの車を見つけました。


NHKオンライン

海上保安部がヘリコプターや巡視艇で捜索を続けたところ、31日午前7時半すぎ、車が見つかった海岸の近くの金武岬から、南西におよそ230メートル離れた海上で浮いているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。仲間さんは、地元の漁業協同組合の元組合長で、日ごろから素もぐりで魚をとっていて、30日も潜水用具などを持って出かけたということです。海上保安部は、素もぐり中に溺れた可能性があるとみて、当時の状況を調べています。


NHKオンライン

2018年(〜3月)

1月4日/タイ南部リゾート・パンガー/30代女性

タイ南部の人気のリゾートで4日、ダイビング中の日本人女性が死亡する事故があった。事故があったのはタイ南部のリゾート・パンガー。タイ警察などによると4日、旅行でパンガーを訪れていたシンガポール在住の30代の日本人女性、ヨシダ・サオリさんが、ダイビングの最中に死亡したという。


日テレNEWS

船から転落しスクリューに巻き込まれたとみられていて、警察が事故の詳しい状況を調べている。


日テレNEWS

1月14日/伊東市富戸沖合/42歳男性

14日午前10時40分ごろ、伊東市富戸の沖合約250メートルの海上で、スキューバダイビングの講習を受けていた東京都渋谷区の不動産業、水谷信二さん(42)が意識不明となり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。伊東署によると、現場の水深は約6メートルで、水谷さんはインストラクターとともにダイビングをしていた。


産経新聞

男性は午前10時半ごろからインストラクターにマンツーマンで講習を受けていたが、受講を始めてから10分ほどしたころ、様子がおかしくなった。異変に気付いたインストラクターが浮上させたが男性は意識不明となり、運ばれた病院で死亡が確認された。


静岡朝日テレビ

2月27日/広島県安芸高田市・土師ダム/36歳男性

27日午前9時すぎ、安芸高田市の土師ダムで、工事のため水中に潜って作業をしていた福岡県筑紫野市の潜水士、松岡信宏さん(36)がダムから下流に水を流す放流管に引き込まれました。
松岡さんはおよそ15分後に引き上げられ、市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。


NHK広島

調べによりますと水中で潜水作業が行われる際は放水が行われないよう排水側のゲートを閉めることになっていたものの閉まっておらず警察は業務上過失致死の疑いで捜査しています。


TSSテレビ新広島

2月24日/静岡県伊東市八幡野漁港沖/58歳男性

「ダイビング指導員がファンダイビング中、死亡です。」との連絡がありました。東京都内のダイビングインストラクター(58才)男性。非常勤スタッフ。潜水終了直前にはエアー切れで他のダイバーからオクトをもらいながら、安全停止していたが、いつの間にか居なくなっていた。全員が浮上したら不明ダイバーが仰向けで浮いていた。意識無し、呼吸無しだった様です。ドクターヘリにて医療機関に搬送されたが、死亡が確認された。


伊豆新聞

ダイビングインストラクターがエアー切れとのこと。
水中でのエアー管理については個人の責任です。


伊豆新聞

3月21日/静岡県沼津市井田/26歳女性

21日午後0時20分ごろ、静岡県沼津市井田の井田海水浴場で、埼玉県上尾市の会社員、鈴木絢子さん(26)がダイビング中に溺れ、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は溺死だった。


産経ニュース

沼津署などによると、鈴木さんは上級者向けのライセンスを取得するためにダイビングスクールに参加。午前11時半ごろにインストラクター1人を含む4人で入水した。岸から約150~200メートルの沖合でインストラクターが鈴木さんの異変に気づき救助したが、既に意識不明の状態だったという。鈴木さんらは水深約30メートルまで潜る予定だった。


産経ニュース